女性が一人暮らしをする時は、2階以上の部屋にすべき!とよく耳にします。侵入者の大半が男性である統計から、力でねじ伏せやすい女性を狙っているようです。
そして、侵入しようと目星を付けると、自分が捕まらないために、住人の生活パターンや家族構成などを、洗濯物や窓から家の中をのぞき見て把握します。
「じゃぁ、女性が一人で住むには1階は避けるべきなの?」
そう思い不安になっちゃいますよね・・・
1階に住んでいるあなたに、そしてこれから1階に住もうと考えているあなたに、女性が一人暮らしで1階に住む場合に絶対必要な5つの防犯対策を教えます!
スポンサーリンク意外と簡単!女性が1階に住む時に絶対にしてほしい防犯対策
女性に限らず、1階に住むのが危険だと言われる理由は、外から侵入されやすい。洗濯物が丸見えになる。帰宅と同時に背後から家の中に侵入されやすい。生活リズムなどが把握されやすい。等がよく言われています。
侵入者からすると、「侵入しやすい家」なのかどうか、と言う情報を安易に手に入れやすいのが1階だと言うわけです。
では、女性が1階に住む場合は、どのような防犯対策を行うと良いのでしょうか?
カーテンは遮光カーテン、レースカーテンはミラーレスにする!
1階に住んでいると、外から簡単に屋内の様子を伺うことが出来ます。遮光カーテン以外のカーテンは、実は外から影や光の動きがよく見えているので、女性の一人暮らしには不向きです。
カーテンには1級遮光、その下に2級と3級があります。1級遮光は99.99%以上の光を遮断することが出来ますので、防犯対策にお勧めです。また、遮光カーテンは冷暖房効果を上げることができるので節電にもなります。
ただ、せっかく天気の良い日中に、1級遮光のカーテンを閉めていると、あまりにも部屋の中が暗すぎますよね。
そこで、レースのカーテンを外から見えにくいミラーレスカーテンにしましょう。日中カーテンを開けていても、外部から部屋の中を見せずに外の明かりを入れることができます。
ミラーレスは、意外に夜でも外から見えにくい効果があるので、本当にオススメです。(ただし、暖色系の灯りを使っていると、外からよく見えてしまいます。夜は蛍光灯色の利用がおすすめです。)
賃貸でも大丈夫!補助鍵で防犯性をアップさせる。
外から侵入するとしたら、屋外と繋がっている窓やドアです。玄関ドアや、リビングやお風呂場も、窓を少しだけ割ってそこから手を通し鍵を開けることで、簡単に屋内に侵入することが出来ます。
ドアや窓のレールなど、補助鍵に傷が付かず、簡単に取り付けられる補助鍵で、防犯対策をすると効果的です。鍵の近くを割られないように、そこに防犯シートを貼ると、窓を割ることも防げますよ!
飛散防止フィルムでは防犯性が低いので、必ず防犯シートを貼るようにしましょう!
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ガラス破り防止 防犯フィルム40×50cm 2枚入り
宅配便は時間指定にし、身に覚えのない来客者は顔を確認してから応対する!
インターネットの通販サイトで買い物をする方も多い時代。宅配業者は一番頻繁にやってくる来客ですよね。
この宅配業者を装ってドアを開けさせようとする不審者も多いんです。少しでもドアが開いたなら、足を突っ込んでこじ開けようとします。
対策として、宅配便は時間指定にしておくと、「この日の何時頃に宅配便が来るな」と来客を把握しておくことが出来ます。さらに念のために、インターフォンが鳴ったら来客の顔を確認してから応対するようにしましょう。
身に覚えの無い宅配便には「差出人はどちらになっていますか?」と玄関を開ける前に応対するだけでも違います。ドアを開けるときはチェーンをかけたままですよ!
ゴミ捨てだけでも絶対に施錠する!
すぐそこのゴミ捨て場にゴミを捨てるだけだからと、玄関の鍵を開けっ放しにして家の外に出たことはありませんか?
侵入者は、「この家に侵入してやる」と思ったらとことん下調べをします。調べられている間に、鍵を開けっ放しなのを見たら、そのタイミングを狙います。
どんな近距離の外出だったとしても、必ず施錠するようにしましょう。
下着は外に干さない
基本的な防犯対策ですが、下着は家の外には干さないようにしましょう。下着は、身に着けている人の年齢層を簡単に割り出すことが出来ます。
その人が既婚なのか、未婚なのか、子供が居るのか、居ないのかまで分かってしまいます。下着は屋内で、なるべく窓際には干さないように気をつけましょう。
もし心配であれば、男性物の下着を自分の物と一緒に干しておくと、「男性も住んでいるぞ」と言うアピールになります。
住環境を過信せず、可能な限り自分で自分の身を守ろう!
最近の単身者向け物件で良く見るのが「オートロック付き」「防犯カメラ設置」等の項目ですが、あまり防犯対策として有効ではありません。
オートロックは、他の住民がエントランスを開けた時にしばらく開いたままです。閉じるまでの数十秒に侵入することはすごく簡単なことなんです。
防犯カメラ設置も、事件が起きた後は犯人を捜す手がかりになり、多少の抑止力にはなりますが、侵入しようと本気で考えているのであれば、多少のリスクは承知の上です。事件その物を防ぐ力はあまりありません。
物件のセキュリティや住環境を過信せず、可能な限り自分の力で身を守るようにすることが、未然に事件を防ぐこと繋がります。
1階に住むのは危険という人も多いですが、防犯対策をしていなければ2階だって同じくらい危険なんです。
事なのは防犯対策です。しっかり対策して安心を手に入れましょう!