お店で出される、鍋で炊いたご飯って美味しいですよね! 鍋で炊いたご飯を、自宅で作れたら良いのですが、なかなか難しそうなんですよね。
実は、ご飯を鍋でとっても美味しく炊く簡単な方法があるんです。この方法なら、1合から美味しいご飯が食べれちゃいます♪
ご飯を鍋でとっても美味しく炊く、超簡単な方法をご紹介します!
スポンサーリンク鍋でご飯を炊くと美味しい理由とは
「鍋でご飯を炊くと美味しい」とよく聞きますが、どうして美味しくなるのがご存知でしょうか。
「はじめチョロチョロなかパッパ、赤子泣いても蓋取るな」というフレーズを耳にしたことがある人も多いですよね。実はこのフレーズは、昔ながらのかまどご飯を炊く時の極意なんです。
かまどでご飯を炊いていた頃、薪が燃え始めた時の弱い火から、徐々に火力を強めてじっくり炊き上げていました。この炊き方こそ、ご飯の旨みを最大限に引き出すことが出来る炊き方なんです。
炊飯の時の温度と時間が美味しい鍋ご飯の秘密
ご飯はお米に含まれるデンプンを、水と熱によって糊化させた食べ物です。シンプルですが、炊き方次第でとっても美味しくご飯を炊くことが出来るんですよ! 逆に炊き方を間違えれば、食べられないほど硬いご飯が炊き上がってしまいます・・・。
美味しい鍋ご飯を炊くには、炊き始めから沸騰するまでの10分前後がポイントです。
この10分前後にしっかりと時間をかけてあげることで、お米の甘味がしっかりと引き出され、ふっくら程よい食感のご飯に炊き上がります。
沸騰するまでの時間が短く、急激に温度を上げてしまうと、甘味が少なく、硬い炊き上がりになってしまいます。逆に沸騰までの時間が長いと、甘味は強くなりますが、ご飯が水分を含みすぎてベチャっとした食感になってしまいます。
おいしい鍋ご飯を炊くには、気長に我が子を育てるように見守らないといけないんですね。
1合から鍋でご飯を味しく炊く方法
それでは、鍋でとっても美味しいご飯を炊く簡単な方法を教えます!
お米と水の分量
- 1合 :200ml
- 1.5合 :300ml
- 2合 :400ml
- 3合 :600ml
ご飯を鍋で炊く方法
- お米を研いで、水に最低30分は浸して置きます。
- ご飯を炊きます。最初は強火で火にかけます。
- 沸騰したら、弱火にして10分火にかけます。
- 10分経ったら5秒程度強火にし、火を止めます。
- そのまま蓋を開けずに10分蒸らします。
- 蓋を開けて、全体を切るようにかき混ぜます。
鍋ご飯を美味しく炊くポイント
初めてご飯を炊くときは、残念ながら失敗することも多いです。シンプルな料理ですが、美味しいご飯を鍋で炊くには、経験が必要なんですね。
失敗を減らすためには、鍋などの道具を確認する必要があります。美味しいご飯が炊ける鍋の選び方をご説明します。
お米の量に合わせて鍋の大きさを変える
鍋でおいしくご飯を炊くコツは、鍋の大きさとご飯の量に差が無いことです。差が無いことで気密性が高まりやすいので、ふっくらとおいしいご飯になります。
たとえば、1合分だけ炊く場合は、直径15~18cm程度の小鍋がおすすめです。炊飯中の圧力に耐えられるように、鍋はなるべく厚みのある物を選ぶようにしてください。テフロン加工の小鍋だと、こげ付きを防ぐことが出来ますよ!
蓋はなるべく重いものを選ぶ
炊飯器でご飯を炊くときは、炊き上がってしばらく経つまでは絶対に蓋を開けてはいけませんよね。これは、鍋ご飯も同じなんです。気密性をしっかり保つことで、甘味が引き出されたふっくらとしたご飯が炊き上がります。
アルミ製などの軽い素材で出来た蓋は、ご飯を炊いている時に浮き上がってしまい、そこから空気が漏れて機密性が保てなくなり圧力がかかりません。
昔ながらのかまどご飯は、分厚い木製の蓋が乗せられていました。重たい蓋は、気密性を高め圧力をしっかりと高めることが出来ます。
木製の分厚い蓋は一般家庭で用意するのは難しいので、ガラス製などなるべく重たい蓋を用意するようにしましょう。その点では、土鍋もかなりお勧めです。
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