仕事中に睡魔におそわれた時、それを我慢するのはかなりの苦痛です。特に昼食後の眠気は異常ですよね・・・
「寝ないように頑張ったけど、睡魔に負けてウトウトしてしまった・・・」
という経験をしたことが、誰にでもあると思います。
眠くなってしまうことで、集中力が低下してしまったり、普段はしないような些細なミスをしてしまうことも多くなります。なにより仕事中にウトウトしていると、あなたの評価は確実に下がります。
上司はちゃんと見ていますから・・・
仕事中の睡魔は、脳が限界まで疲れている証拠なんです。そうなる前に、ちょっとした仮眠を取りましょう。
ほんの少しの時間仮眠するだけで、脳の疲れを一気にとり、リフレッシュすることができますよ。仕事の効率も上がります!
スポンサーリンク15分の仮眠がすごい効果!
睡魔が来るのは、はたいてい昼食後の数時間です。眠くなる前に、仮眠をとりましょう。目的は大脳を効率的に休ませて、リフレッシュさせるためです。
時間は15分で十分です。
たとえばお昼休みのほんの15分程度の仮眠が、あなたをリフレッシュさせ、元気にしてくれます。それだけの時間で、大脳の疲れをスッキリと解消できるんです。
まるで数時間ぐっすり眠ったくらいの効果があるそうですよ。
ただし、20分以上眠るのは禁物です。
それだけ寝てしまうと、脳は本格な睡眠状態に入ってしまうことがあります。その状態で無理に起きれば、逆に辛い疲労感を感じてしまいます。寝不足とおなじ状態です。
休憩時間にに15分の睡眠をとる。それが仮眠の一番効果的な方法です。
仮眠をさらに効果的にする方法
「仮眠したら起きるのがつらいから・・・」 と言うあなたは、仮眠からシャキッと目覚めるために、次の方法もやってみると良いですよ。
仮眠終了は仕事再開の10分前までに
15分の仮眠を終える時間を、遅くとも仕事再開の10分前になるように設定しましょう。仮眠後に10分間の余裕があれば、体も脳もシャキッともどすことができます。
業務再開時間ギリギリまで寝てしまうと、さすがに頭と体がついていきません。また、はたから見ていてだらしなく思われてしまいます・・・
タイマーをセットする
寝すぎないために、タイマーやアラームをセットしておくと良いですね。アラームが鳴ったら必ず起きる! この習慣がとっても大切です。
寝すぎ防止に、寝る前にカフェインを摂取する
仮眠から目覚めた時には、シャキッとさわやかな感覚を味わいたいですよね。仮眠を取る5~10分前に、コーヒーや緑茶を飲んでカフェインを摂取しておきましょう。
カフェインは、摂取後20分程度で覚醒効果を発揮します。 寝る前にカフェインを摂取すると、ちょうど15~20分の仮眠でシャキッと目が覚めるようになりますよ。
ちなみに、夜寝る目の1杯のコーヒーが、翌朝の目覚めをスッキリ気持ちよくしてくれる効果があることが分かっています。
参考:寝る前に飲むコーヒーで目覚めすっきり!心と身体に良い飲み方
突っ伏して寝ないほうがいい
仮眠を取る時に、机に突っ伏して寝てしまう人が多いのではないでしょうか。 机に突っ伏して寝てしまうと、本格的な睡眠モードに入りやすくなります。
首だけ壁などにもたれるようにして、座った状態で仮眠を取るようにしたほうが良いかもしれません。
仮眠はしっかり、ぐっすり眠る必要はありません。首がカクンとなる程度でも、十分仮眠の効果が得られます。
もしも、他人に寝顔を見られるのが嫌なら、思い切ってアイマスクをしてしまうのも良いかもしれませんね。
起きたらストレッチ
仮眠ってとても気持ち良いですよね。休憩時間に余裕があると、「もうちょっとだけ・・」 と長く仮眠をとってしまいそうになります。
仮眠後に頭がシャキッとしない時は、グーッと両腕を上に伸ばしたり、軽くストレッッチをして体を目覚めさせましょう。
男性なら、顔を洗うのも効果的です。喫煙者の方は、喫煙所で目覚めの一服をしても良いですね。
職場で仮眠しにくいときは
仮眠することが、大脳をリフレッシュさせ、仕事の能率を上げてくれることは分かりました。
でも、職場のみんなが仮眠のすごい効果を知っているわけではありません。頭の固い同僚や上司だと、休憩時間に寝ているあなたを見て、やる気がないと誤解してしまうかも・・・
そんなの嫌ですよね。
こっそり仮眠できる場所があればいいですが、自分の席しかない場合は・・・
これはもう、仮眠の効果をみんなに理解してもらうしかありません。上司や同僚に、雑談めかして仮眠が仕事の乗る率を上げるすごい効果があることを話してみてください。
もしも言えるなら、「仕事の能率をあげて、良い仕事をするために、私は15分の仮眠をします!」 と宣言してしまいましょう。
実際、進んでいる企業では仮眠の時間を設けているところも増えてきています。
私の知り合いなどは、「仕事の能率向上のため、ただいま仮眠中です」というプレートを置いて仮眠しています。15分の効果的な仮眠で、元気な一日を送ってくださいね!
もしもあなたが寝不足で悩んでいるなら、この記事が役に立ちます↓
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