布団やマットレスに血液が付いてしまったとき、どうしていますか?
枕に鼻血がついてしまった、というくらいなら枕カバーを洗えばいいですが、布団やマットレスとなると洗濯することもできず、仕方なくそのままにしている方もいるかもしれません・・・
でも、布団やマットレスについた血液の染みは、簡単に取り除くことができるんです! 専用洗剤がなくっても、身のまわりにあるものを使えば、布団の染み抜き簡単にできます。
汚してしまったらなるべく早く対処するほうが効果も大きいです。でも、もう乾いてしまった染みでも、今からご紹介する方法でトライしてみてください。きれいに落とせるかもしれませんよ!
スポンサーリンク布団についた血液を綺麗に染み抜きして落とす方法
布団やマットレスも様々だから、模様が消えてしまわないか、高価なものだと生地が傷んでしまわないか、とか気になることもあるかも・・・
今回は、生地への負担の少ないマイルドな方法から順にご紹介していきますので、あなたの布団やマットレスに応じた方法を選んでみてください。
石鹸水だけで布団についた血を落とす方法
石鹸水だけを使って、布団の血液の染みを落とします。ついてすぐの染みならこれ柄落とせますよ。
手順
- 石鹸を水で溶き、石鹸水を作ります。
- 石鹸水に浸した歯ブラシで、血液で汚れた部分を軽く叩くようにして落としていきます。
- 歯ブラシの刷毛の部分で何回か叩いたら、今度は背の部分を使って叩きます。
- 血液の染みが目立たなくなるまで、これを繰り返します。
- 次に水で濡らした布で染み部分を拭き取ってください。これは、石鹸水を取り除く他に、輪染みという血液の染みを取った時に残る丸い跡を消すためです。
- 最後に乾燥させます。
大根おろしで血液の染み抜き
大根おろしに含まれるジアスターゼには、血液を分解する働きがあるんです。
だから、大根おろしを血液の染み抜きに使うと、血液の汚れを取りやすくなりますよ。
手順
- タオルに大根をおろしてできた液体を適量付けて、血液の染みに数秒ほど押さえつけます。
- 血液の染みが目立たなくなるまで何度か繰り返します。
- 最後に、水で濡らした布で拭き取り、しっかり乾燥させます。
重曹と酢でも血の染みは落とせる
使うものは、「重曹+酢」です。このコンビはカビ取り、汚れ落としに最強の天然素材なので、私もとってもお勧めしています!
手順
- 使い捨ての容器などに、重曹と酢を同じ量入れてよく混ぜます。
- 使い捨ての布を使って、①で作った液を布団やマットレスに押し当てていきます。
- 数秒押し当てたら濡れ布巾で拭き取る、という動作を繰り返します。
- これを汚れが目立たなくなるまで何度か繰り返します。
- 最後に水で濡らした布で拭き取り、輪染みを防ぎます。
- 乾いた重曹をふりかけ、半日ほど置いておきます。
- 振りかけておいた重曹を掃除機で吸い取ります。
この方法、かなり効きますよ♪
オキシドール+食器用洗剤+重曹を使う
なかなか取れない血液の染みは、この方法で染みぬきしてみましょう。
手順
- 使い捨ての容器などに、オキシドール100ml、食器用洗剤と重曹をそれぞれ大さじ1杯ほど入れてよく混ぜます。
- 使い捨ての布に①で作った染み抜き剤を付けて、布団やマットレスに押し当てていきます。
- これを汚れが目立たなくなるまで何度か繰り返します。
- 最後に濡れ布巾で拭き取ります。
- その後重曹だけをふりかけ、半日ほど置いておきます。
- 振りかけておいた重曹を掃除機で吸い取ります。
マジックリンで血の染み抜き!?
頑固な血液の染み抜きには、これのやり方が良いかもしれません。
- 使い捨ての容器などに、マジックリンと水を1:1で混ぜ合わせた液体を作ります。
- 液体を布に染みこませ、叩くように染みを取っていきます。
- 水だけを付けた布で全体を拭き取り、乾燥させます。
マジックリンのほかに、酸素系漂白剤や、ランジェリー専用洗剤、虫刺され用のアンモニア水などを使う方法もあります。
血液汚れ専用の洗剤がなくても、これらの代用品を選択肢に入れてみるのもよいですよ。
布団についた血液を取るときの注意点・ポイント
- 布団の染み抜きをするときは、必ずゴム手袋などを使ってくださいね。他人や、知らない人の血液だと、感染リスクを否定できませんから。
- 掃除機で重曹を吸い取る際には、吸い取り口を消毒してから行うようにしましょう。
- 布団の模様など、血液以外のものまで取り除くのを避けたい場合は、オキシドールや漂白剤の入ったものを使う方法は避けてください。脱色する可能性があります。
- 血液に含まれるたんぱく質は熱で凝固してしまいます。必ず水を使ってください。
- 市販の漂白剤を使用する場合は、商品に記載されている使用法に従ってください。
- 塩素系と酸素系の洗剤を混ぜると危険なので注意を!
- あまり強くこすらず、「押さえる」「軽く叩く」ようにするのがコツです。効果が現れるまで何度か繰り返すようにしてください。