★ダニ被害を無くしたいならこれ!
一度発生するとなかなか駆除できないダニ…
あなたなら、ダニをどうやって退治しますか?
・掃除機をかける
・布団を干す
・布団乾燥機を使う
・燻煙式殺虫剤を使う
・挿し込み式殺虫剤を使う実は、これらの方法ではダニを完全駆除するのは難しいんです…
でも大丈夫! この方法ならダニ被害を解消できますよ!
「夜寝ている間に、ダニにたくさん噛まれてしまった・・・」
「もう何日もダニに噛まれ続けている・・・」
「掃除機を念入りにかけても、バルサンを焚いても、しばらくしたらまた噛まれだす・・・」
布団の中に繁殖してしまったダニは、掃除機や、バルサン、刺しこみ式殺虫剤では完全に駆除できません。生き残ったダニは直ぐに繁殖して、またあなたの血や体液を求めてやってきます。
でも大丈夫! 布団の中のダニを、とっても簡単に完全駆除してしまうすごい方法があります!
その方法を教えます!
目次
掃除機やバルサンでは布団のダニは完全駆除できない理由
残念ながら、掃除機やバルサンなどの燻煙式殺虫剤、ダニアースなどの刺しこみ式殺虫スプレーでは、布団の中のダニを完全に退治するのは難しいです。
燻煙式殺虫剤
布団の表面のダニは殺せますが、布団の中のダニは殺せません。また、そもそもダニの卵は殺せません。一度ダニの数が減っても、またすぐに大繁殖します。
これに対処するには、ダニのライフサイクルに合わせて、何度も燻煙するしかありません。素人には中々に困難なことです。
刺しこみ式の殺虫剤
ダニアースなどの差込式殺虫剤は、薬剤が刺しこんだ部分のごく周辺にしか行き渡りません。
布団中のダニを死滅させようとすると、大量のスプレーが必要になります。また、ダニの卵には効きません。
掃除機
レイコップなどのダニ取り用掃除機が有名ですね。でも、掃除機では布団の中のダニまでは、完全に吸い取れないことが分かっています。ダニは、吸い取られないよう必死でしがみつき、しぶとく生き延びます。
ただし、アレルギー対策のために、ダニの死骸やフンを掃除する分にはとても有効です。
布団圧縮袋と防虫剤でダニを完全退治!
布団圧縮袋と市販の衣類防虫剤を使えば、布団のダニを簡単に完全退治することができます。
袋の中に布団と防虫剤を一緒に入れて密封すれば、ダニの成虫と卵から生まれた幼虫も次々に退治するので、布団の中のダニは完全に絶滅してしまいます。これ、本当にばっちり効きます!
布団のダニの退治の仕方
必要なもの
- 布団圧縮袋(または布団を入れて密閉できるもの)
- エムペントリン系の防虫剤 例えばムシューダ、ミセスロイド、タンスにゴンゴンなど。
商品には、効果のある害虫に「ダニ」の記載がありませんが、しっかり効くので安心してください。ダニはそもそも衣類を喰ったりしないのです。
やり方
- ダニを退治したい布団をたたんで、布団圧縮袋に入れます。
- 布団の上、中、下に防虫剤を配置します。数は布団の量と防虫剤の大きさによって違いますが、それぞれ3~5個も置けば大丈夫です。
- チャックをしっかり密閉したら、布団が縮まない程度に空気を抜くか、空気は抜かずにそのまま2週間以上保存します。袋の空気を完全に抜いていしまうと、防虫剤が布団の中までいきわたらないので注意してください。
ダニの成虫は直ぐに死滅しますが、ダニの卵はまだ生き続けています。ダニの卵は産卵してから1~2週間ほどで孵(かえ)るので、生まれたところを殺虫していき、最終的に完全駆除します。
- 布団を袋から出して、風通しの良い外へ数時間干します。作業中に袋の中の薬剤を吸い込まないように気をつけてくださいね。
- できれば布団に掃除機をかけて、ダニの死骸やフンを取り払いましょう。
これでダニの完全駆除完了です!
布団以外のダニ退治の方法は、これがとっても役に立ちますよ!
ダニの完全退治は殺虫剤では無理…ダニに噛まれない凄い方法教えます!
防虫剤を布団に使っても危険はないの?
「布団に防虫剤を使って大丈夫・・・?」
という不安があるかもしれませんので、その辺についてお話ししますね。
殺虫剤に使われている薬剤ですから、確かに無害とは言えません。ただ、衣類の防虫剤にはいくつかの種類があります。ナフタリン系、パラジクロルベンゼン系、そしてエムペントリン(蒸散性ピレスロイド)系の防虫剤です。
この中でも、今回使うエムペントリン系は、他に比べてとても安全性の高い防虫剤として知られています。
エムペントリンは毒性が低い
エムペントリン(ピレスロイド)は、殺虫剤や蚊取り線香、電子蚊取り器などにも使わている成分です。昆虫には致命的なのですが、ほ乳類には毒性の低いものと言われています。
ちなみに、エムペントリンの毒性を比較した結果があります。
哺乳類における急性経口毒性テスト比較 |
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エムペントリンは常温気散性が高い
エムペントリンは常温での気散性が高いことでも知られています。布団のダニ退治に使っても、その後布団を数時間干しておけば、薬剤は完全に気散するので、布団に残ることはありません。
エムペントリン系防虫剤は無臭
エムペントリン系の防虫剤は無臭です。ナフタリンやパラゾールなどのように、嫌なにおいが残ることはありません。防虫剤が苦手な方のほとんどは、この臭いがダメなようですね。
まあ、薬剤ですから使用するリスクは必ずあります。これは薬剤なら全て同じです。体調不良時に飲んでいる飲み薬だって同じことです。
アレルギー体質の方や、体力や免疫が落ちている人、衣類用防虫剤で保管していた服を着て気分が悪くなったことのある人は、念のために、この方法は止めておきましょう。
要は使う量と使い方の問題だと思いますが、自己責任でお願いします!
この方法で布団のダニ退治をするときの注意点
- ダニを駆除した後、布団を袋から出すときには、袋の中の空気を吸い込まないように注意してください。作業する時は屋外か換気の良い場所で、手袋やマスクを着けて実施しましょう。
- 保管場所の気温が低いときは、ダニの卵の孵化(ふか)が遅くなることがあります。そんな時は保存期間を延ばすか、温かい場所に保管するようにしてください。
布団のダニを退治するもうひとつの方法
布団のダニを退治するなら、もうひとつ方法があります。熱を使った退治法です。
コインランドリーの大型乾燥機に布団をそのまま放り込んで、20〜30分程度乾燥させるんです。乾燥機の熱で、成虫も卵も一網打尽にできます。
今のコインランドリーには、布団くらい平気で入る乾燥機が置いてありますし、料金も30分回して500円かからない程度ではないでしょうか。
ただし、乾いている状態のものを乾燥するのは、けっこう危険もありますので注意してください。自己責任で!
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