発芽玄米は体にとっても良いから食べ続けたいけど、市販品は値段が高いのが難点ですよね。かと言って、発芽玄米を手作りするのは、手間と時間が掛かるし・・・
普通発芽玄米を作るには、長時間水に浸けておく必要があるのですが、玄米が傷まないように何回も水替えをしないといけません。仕事で忙しい方だと、この水替えする時間が無いんですよね・・・
でも大丈夫!
水替えの手間1回だけで、市販品よりも格安で美味しい玄米を簡単に手作りする方法を教えます! まるで玄米を育てているようで、とっても楽しいですよ♪
スポンサーリンク発芽玄米を作るのに必要なもの
発芽玄米を手作りするのに必要なものは、次のものだけです。
・玄米
・大きめのザルとボール
玄米に吸水させると大きくなるので、ザル、ボールは大きいものがいいです。
美味しい発芽玄米の作り方
① ザルとボールを使って玄米を洗う
玄米をざるを使って洗います。ゴミを取り除くためなので、軽く洗うだけで大丈夫です。
② 玄米をぬるま湯で吸水させる
洗い終わったらザルとボールをそのまま使って、玄米を30℃くらいのぬるま湯に浸けて吸水させます。
水温が10℃以上あるなら水でも発芽はしますが、時間がかかります。玄米は30度くらいで発芽が活発になるので、時間短縮のためにもぬるま湯を使ったほうが便利です。
夏場は水温が高くなり過ぎないように涼しい場所へ、冬場は冷えないように温かい場所に置いておくといいですよ。
③ 12時間後に水を替える
12時間後に、玄米を軽く洗ってから水を替えます。新しい水は、やはりぬるま湯を使います。
水替えはこの一回だけで良いのですが、少しでも発芽臭を抑えたい方や、水の傷みが気になる方は、6時間ごとに水替えするのも良いと思います。
逆に時間の余裕がない方は、水替えを省略しても大丈夫です。夏場は水が腐らないように気をつけてくださいね。
24時間後 発芽状態になったら完成!
玄米の1割~2割くらいが、発芽する前の発芽状態になったら完成です!だいたい24時間後くらいが目安です。
実は、発芽玄米とは言っても、完全に発芽してしまうと良くありません。味が悪くなってしまいます・・・
発芽する直前の状態(発芽状態)が、一番おいしくて栄養も豊富なんです。
発芽状態とは、胚芽がぷっくり膨らんで、少し盛り上がってきた状態です。
発芽状態になるまでには、気温にもよりますが、だいたい24時間~48時間ほどかかります。
冬場の吸水の工夫
夏場は、比較的短時間で発芽状態まで持って行けるのですが、冬場はかなり時間がかかります… 下手すると、2日以上かかることもあるので大変です。
そこで私の場合、ちょっとした工夫をして、夏場と同じ時間で発芽玄米を作っています。
これは、家にあったクーラーボックスとホットアンカです。
これに玄米を入れて、ホットアンカで保温するだけ(^-^)
これで、冬場でも24時間で発芽玄米が作れてます!
発芽玄米の保存方法
発芽させた玄米は、そのまま常温で置いておくと、どんどん発芽して成長していってしまいます。すぐに炊かない分は、水をよく切ってタッパーやジップロックなどに入れ、冷蔵庫で保存しましょう。
これで1週間くらいなら保存できますよ。また、食べる分ごとに小分けして冷凍すれば、1か月くらいの長期保存もできちゃいます。
発芽玄米の美味しい炊き方
手作りした発芽玄米は、土鍋でも圧力釜でも、普通の炊飯器でも美味しく炊くことができます。白米の炊き方と同じ方法で美味しく炊けるので、良ければこの記事を読んでみてくださいね!
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