ベッドやテレビボードなどを移動するときに、フローリングを擦って傷つけてしまうことがあります。
また、気づかない間にフローリングに小さな凹みができたり、引っかき傷ができたりすることもありますよね。
他人からすれば気にならないような傷や凹みなのに、どうしてもその傷や凹みに目が行ってしまうことってありませんか?
実は、フローリングの小さい傷や凹みは、自分で簡単に補修することができます。
とても簡単な補修方法を紹介しますので、気になる傷や凹みがフローリングにある場合には、自分で補修してみてくださいね!
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フローリングの傷や凹みを隠したい場合
フローリングの傷みや凹みを補修するのは面倒でも、そのままでは見た目が悪いですよね。
しかし、補修する時間がないというのであれば、サッと傷や凹みを隠してしまう補修方法もあります。
例えば、高森コーキ株式会社が販売している「フローリング用キズかくしテープ」は、気になるフローリングの傷や凹みにペタッと貼るだけで補修完了。
カラーバリエーションも豊富で、ほとんどのフローリングに目立たずに貼ることができます。
フローリングの傷や凹みを隠すだけでも良いという人にはオススメです。
無垢のフローリングに小さい凹みがある場合の補修方法
無垢のフローリングの場合、凹みが小さければ「水」でも補修できてしまいます。
無垢のフローリングであれば、この補修方法が簡単で失敗が少ないですよ。
この方法は、合板のフローリングには効果がありません。
無垢のフローリングにできた小さい凹みの補修方法です。
やり方
- まず、凹みができた部分に水をかけます。
その後、針を使ってフローリング内部に水が浸透しやすいように小さな穴を数カ所あけます。 - 水分がフローリングの凹み部分に浸透したら、濡らしたタオルを乗せてアイロンで温めます。
アイロンを当てる時間は数秒で構いませんよ。
たったこれだけでフローリングの凹みが補修できます!
水分を吸ったフローリングは膨らむため、フローリングの凹みの部分も膨らんで補修されます。
フローリングの凹みに水分を吸わせることが大きな目的ですので、スチームアイロンでも代用可能です。
ただし、フローリングの凹みが大きいと、補修しても凹みが完全に解消できないこともあります。
フローリングの小さい傷・浅い傷の補修方法
ペットの爪や家具の移動などで、フローリングに小さな傷ができることもありますよね。
このような小さい傷がフローリングにできた場合、補修するには「補修キット」を使うと良いですよ。
フローリングの凹みや傷の補修キットは、ネット通販やホームセンターなどのDIYコーナーで手に入ります。
補修したいフローリングの傷の範囲を確認して商品を選ぶと良いでしょう。
フローリングの小さな傷の補修
フローリングの小さな傷の補修であれば、主に塗るだけで良い補修キットがたくさんあります。
例えば、株式会社建築の友が販売する「住まいのマニキュア」は、フローリングの傷に色を塗る感覚で補修作業ができます。
筆ペンタイプで、フローリングの傷の部分に色を塗っていくように使うことで、小さな傷がキレイに補修できるんです。
手軽にフローリングの傷を補修したい人に向いています。
広範囲に小さい傷ができた場合
また、フローリングの広範囲に小さい傷ができた場合、株式会社茶茶工房が販売する「リペアマーカー」などが補修に向いています。
たとえばこんなのです。
こうなのもあります。
前章で紹介したフローリングの小傷用商品は筆ペンタイプで、狭い範囲の傷を補修する場合には便利なアイテムでした。
しかし、こちらの商品はマーカータイプになっていて、フローリングの広い範囲にできた傷も簡単に補修できるようになっています。
同じように塗るだけで傷を補修できるので、とても手軽ですよ。
フローリングにできた目立つ傷や凹みの補修方法
フローリングにできた小さい傷は、塗るだけで補修できる補修キットがたくさん販売されています。
しかし、重い物を落としてできた目立つ傷や凹みは、塗るだけでは補修できません。
見た目は補修できても触ったり上を歩いたりすれば、フローリングに凹みがあることはすぐに分かります。
目立つフローリングの傷でも同じです。
そういうときには「イージーリペアキット」という補修キットを使ってみましょう。
こちらは株式会社ハウスボックスの商品です。
使い方
- フローリングにできた凹みや傷を滑らかな状態にして、色が合う補修キットのスティックを選びます。
- そのスティックを付属のナイフで溶かして、フローリングの凹みや傷に埋めていきます。
色は明るい物と暗い物を混ぜることでフローリングの色に近づけていきます。 - 盛り上がるくらいにフローリングの凹みや傷を埋めたら、フローリングの表面を平らにするために不要な部分を削ります。
詳しい補修方法はこの動画を参考にしてください!
参考元:HouseBoxMovie様(https://youtu.be/E2tgFy3oIl0)
スティックを溶かすためのホットナイフや不要な部分を削るヘラなど、必要な物はすべて補修キットに入っています。
フローリングにできた目立つ凹みや傷を簡単に埋めて補修できるキットなので、とても便利ですよ。
フローリングに深い傷や凹みができたときの補修方法
フローリングにとても深い傷や凹みができた場合の補修方法を紹介します。
フローリングに深い凹みや傷ができてしまったときには「ウッドパテ」を使ってみましょう。
たとえばこんなもの・・・
こんなものも・・・
ウッドパテは、フローリングにできた大きな凹みや傷を埋めることができます。
イメージとしては粘土を傷や凹みに詰め込む感じです。
ホームセンターなどで簡単に手に入ります。
色も豊富なので、補修したいフローリングに合う色を選ぶことができます。
また、ウッドパテが固まった後に着色することもできます。
すでに紹介したフローリングの傷や凹みの補修キットを併用すれば、誰でもキレイに仕上げることができますよ。
ウッドパテはフローリングの凹みや傷に埋め込んでから、不要な部分を削るなどの作業が必要になります。
そこで、おおまかな部分はウッドパテで埋めておきます。
次に表面に近い細かい部分の作業では、補修キットで色を塗るように仕上げたり、傷や凹みを隠すためのテープを貼ったりすれば、凹みや傷がかなりキレイに補修できます。
ウッドパテを上手に使いこなすよりも簡単な補修方法と言えます。
もしもフローリングに深い傷や凹みができたときには、ウッドパテとフローリングの補修キットを併用する補修方法を試してみてくださいね。
フローリングの凹みや傷を予防しよう
フローリングの凹みや傷は、自分でもキレイに補修できます。
しかし、補修することを考える前に、フローリングに凹みや傷ができないようにする予防法も知っておくほうが良いですよ。
例えば、家具の脚に貼るだけのシール式の緩衝材などがあります。
ネット通販やホームセンターで簡単に買えますし、取り扱いも簡単ですよね。
このような商品を使っておけば、フローリングに凹みや傷ができにくくなります。
補修する努力も必要なくなるため、とても有意義ですよ。
重い物や家具をフローリングに置く場合には、その下にジョイントマットなどを敷くだけでも効果は高く、フローリングが傷つきにくくなります。
さらに、自分の活動範囲にカーペットを敷いても、その部分のフローリングには傷ができにくくなりますよね。
物を落としても、カーペットがクッションの役目を果たしてくれるため、フローリングに傷や凹みができることも少なくなります。
このような工夫をすれば、フローリングの上で生活していても傷や凹みができにくくなりますよ。
フローリングに凹みや傷ができてから後悔しないように、できるだけの努力はしておきたいですね。