厳しい受験の門を潜り抜けてようやくたどり着いた憧れの大学生活。
なのに、入学しょっぱなから大失敗してしまう人が多くいます。ともだちを作り損ねた人、いわゆる「ぼっち」です。
「私は中・高と友達はたくさんいたから大丈夫!」 そう思っていたら危険です。
高校時代は友達も多くいた、という人が大学ではぼっちになっていたりしますから。
夢膨らむ大学生活の始まりではありますが、周りは知らない人ばかり…。友達がいない中で孤立して「ぼっち」になってしまうのではないか、という不安もあるのではないでしょうか。
そんな新入生の人たちでも充実した大学生活を送るために、簡単に友達ができる、とっておきの方法をご紹介します。
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大学と高校との違い
まずは大学と高校の大きな違いを理解しましょう。
高校の時は1クラス40人などのクラス分けがされていて、、基本的にはクラス中心の人付き合いがメインになっていたはずです。
それにくらべて大学では100人以上入るような大教室で授業をし、専攻科目で顔を合わせる学生が違ったりします。
これは、クラスという小さな枠にとらわれずに友達作りがしやすいということが言えます。
が、しかし・・・。逆にいえば、自分から積極的に行動をしなければ、他のみんなに気がついてもらえずに友達ができない、という危険性が大きいですね。
大学での授業は、基本的に授業ごとに教室移動をするスタイルです。高校時代までのように個人に決められた席はなく、毎日、毎回、授業ごとにバラバラの席に座ります。これでは顔なじみも中々できません。
サークルに入るのでもなければ、思うような友人を作るのは正直言って結構難しいですよ。
友達作りはスタートダッシュが大切
最初が肝心です! 重ねて言いますよ、大学での友達作りは最初が肝心です。
授業が始まって2週間もするころには、ある程度の友達グルーブが形成されてしまいます。そうです。たったの2週間程度で友達グループが形成されてしまうんです。
みんなグループごとに固って行動するようになるので、後からそこに入っていくのは中々勇気がいります。友達を作るチャンスは激減してしまいますよ。
つまり、入学式から2週間、遅くても1か月くらいが新しく友達作りをするチャンスの時期といえます。
この時期は、新大学生はみんな一日でも早く仲のいい友達を作りたい時なので、意外に友達になりやすいころです。
ですが、ある程度友達グループができて安定しててしまうと、友達欲求は小さくなってしまい今度はそれを守ろうとして保守的になる人も現れます。
入学式から2週間。この時期を逃すと友達作りのハードルが一気に高くなってしまうことを覚えておいてください。
自分から声をかけよう
誰もが入学式から最初の1~2週間は、顔見知りや話し相手もなくて不安が先立ち、『誰でもいいから新しい友達が欲しい』状態です。
この時が、友達作りの最大のチャンスです。いろいろな人に積極的に話しかけてみましょう。たとえば、入学式や最初の授業・学食で隣り合ったような人とか。
内気な人も、引っ込み思案な人も、普段は受け身な性格の人も、この時ばかりは「リア充」な自分になりきるくらいの勢いでかまいません。全てはハッピーなキャンパスライフのためです!
話題なんかなくてもかまいません。まるで以前から知り合いだったように雑談をしてみたり、自己紹介から入っていってもいいんです。
まずは相手に興味を持つこと。例えばお互いの共通点を見つけるための会話をするといいですね。「どこの出身?」「何が好き?」「どんな音楽が好き?」
こんなところからコミュニケーションが始まります。そして共通点や共感できるところが見つかられば、
お互いの間に親近感が生まれます。
それも難しいなら、笑顔で『こんにちは』『おはよう!』程度でも大丈夫。友達が欲しい人なら、それだけでも食いついてきます。
ひとり友達ができればちょっと心強くなりますから、そこから一人一人友達の輪を広げていくのです。
部活・サークルに入ろう
たとえスタートダッシュに失敗しても大丈夫。実は、もっと友達を作りやすい場所があります。しかも親しい友人・仲間が作りやすいところ、それがサークル活動です。
サークルはいつも同じメンバーが顔を合わせます。同じものに興味を持った仲間なので、シンパシーが生まれやすく、仲間意識が自然とできあがっていきます。
なので、自分から声をかけるのが苦手な受け身の人でも、けっこう簡単に友達付き合いができるようになりますよ。
ただし、注意したいのが、どんなサークルに入るか? ですね。
ただ単に出逢いを求める楽しいだけの部活があります。その場合、やはり最初のころにサークル内での友達グループができ上がってしまいます。
また、そういったサークルでは、好かれ続けるための人間関係も意外と大変です。
なかなか友達作りが難しいと思う人は、出会い系サークルよりも、「仲間が作れる」サークルのほうがいいですね。共通の趣味や目標があり、一緒に頑張ったり楽しめたりするような部活です。
友達関係はけっこう簡単に崩れます。でも仲間は壊れにくい関係です。もともと内輪意識がありますから、相手を理解しよう、受け入れようとする思いが皆に働くからです。それに、仲間であるだけで、あなたの印象は大きなプラスに働きますから。
そういった場所なら、将来にわたって付き合いの続く、大事な親友だってできますよ。自分がすこしでも興味のあるサークルがあるなら、気軽にお試し入部でもしてみましょう!
友達作りに必要なこと・友達づきあいを続けていくために必要な事
よっぽどマニアックな感じの友達グループは別にして、一般的な友達グループでは、友達として仲良く付き合っていくためにある程度の人としての常識は求められます。
あまりにも非常識だったり、身勝手な行動をすると、友達になろうと近寄ってきてもらえませんし、相手からも断られます。
また最初は友達付き合いができても、だんだんと友達付き合いしてもらえなくなり『ぼっち』になってしまいます。
そうならないため、次のことに気を付けつけましょう。
1.自然さと礼儀正しさを併せ持つ
きちんと挨拶のできる人は他人から好感を持ってもらいやすいです。自分を飾り立てすぎず、自然にふるまい、礼儀正しくすれば友達はできやすくなりますし、そのあとも友達関係を維持しやすくなります。自然さは相手が話しかけやすくなるポイントです。
2.第一印象を大切にする
一目見て、一言言葉を交わして、自分と感覚が合いそうだと思った人を友達にしましょう。最初は無理に感覚が合いそうにない人に寄っていくことは必要ありません。
3.一度失敗しても気にしない!
声をかけた人みんなに友達になってもらおうとすると、上手くいかなかった時のショックが大きいです。いろいろな人に声ををかけていけば気の合う人も見つかる、くらいの気持ちでいましょう。
4.明るさと清潔感をだそう
やっぱり、人は不潔な人よりも清潔感のある方を好みますし、また暗い雰囲気の人よりも明るい雰囲気の人を好みます。 特別オシャレである必要はありませんが、清潔感のある服装を心がけましょう。
受け身の人でも、さわやかな笑顔を心がけるくらいはしましょうね!
5.自意識過剰にならない・うそはつかない
余りにも『自分が・自分が』と自意識が強く、自分勝手だと嫌われますし、自分を立派に見世帯からと嘘をついたりすると、扱いにくい・信用できないと思われて『ぼっち』の原因になります
まとめ
人の出会いは大切なものです。いくつかの友達を作る方法をご紹介しましたが、自分のタイプや友達になりたいタイプに合わせて使いわけができるようになるといいですね。
大学時代の友達は小・中・高の地元の友達とはまた違って、全国に友達ネットワークを作ることができます。それは社会に出たときにも役立つ大きな友達の輪になります。
たくさんの友達を作って、日々の充実した大学生活が送れるように応援しています!