トイレの便器の黄ばみや黒ずみって、一度こびりついてしまうと掃除しても中々落ちませんね。
そのままにしておくと、なんだか自分が不潔な人間みたいに思えて、トイレに入るのが憂鬱になります。
でも大丈夫! 便器の黄ばみ・黒ずみを完全に落として、便器を新品の頃のようにキレイにする方法があります!
私が実際に仕事でやっていた方法です。ほんとキレイになるので期待してくださいね!
スポンサーリンク便器の黄ばみ・黒ずみを取るのに必要なもの
1)耐水性サンドペーパー
2)バケツ
1)耐水性サンドペーパー(耐水性紙やすり)
水に濡らして使うタイプの紙やすりです。ホームセンターやダイソーでも安く売っています。また、ヤフオクやamazonでなら、必要な枚数だけ安く買えますから探してみてくださいね。
耐水性サンドペーパーには目の粗さがいろいろあります。便器に傷をつけないように、1000番(目が粗め)~2000番(目が細かい)のものを選ぶと良いです。
私の経験では1500番くらいがちょうどいいかも。2~3枚あれば十分です。
2)バケツ
便器の水抜きをするために使います。便器に水が溜まっていると、黄ばみや黒ずみを落としにくいですから。一定量の水を一気に流せるならバケツでなくても構いません。
はっきり言ってしまうと、耐水サンドペーパーとバケツさえあれば便器はキレイになります。
ただ、サンドペーパーで強くこすりすぎると、便器に微小な磨き傷をつけてしまう恐れがあります。先ずは便器の黄ばみや黒ずみを落としやすくしましょう。
できれば下記のものも準備してください。
できればあったほうがいいもの
1) サンポールなどの酸素系トイレ洗剤
2) トイレットペーパー
3) 手袋やマスク
1)サンポールなどの酸素系トイレ洗剤
サンポールが有名ですが、ダイソーにも類似品が安く売っていたりします。この前ダイソーに行ったら、キンチョー製の類似品が売っていました。どちらを便器の黄ばみや黒ずみ落としに使っても、大して変わりありません。
※ サンポールは酸素系洗剤です。塩素系洗剤と混ぜないでください! 毒ガスが発生して危険です!
2)トイレットペーパー
サンポールをひたして使います。使用後はそのまま便器に流せるので便利です。
3)手袋やマスク
手や喉を塩酸から守りましょう。
便器の黄ばみ・黒ずみを落とす方法
※耐水性サンドペーパーだけで便器の黄ばみ・黒ずみ落としをする方は、2)~6)は飛ばして、1)と7)をやってください。
1)便器の水抜きをする
バケツに水をくみ、便器に一気に流し込みます。これで便器の底にたまっている水を簡単に抜くことができます。
2)トイレットペーパーを便器内に敷く
便器の黄ばみや黒ずみの上に覆いかぶさるようにトイレットペーパーを敷き詰めます。トイレットペーパーは薄くてすぐに液体でやぶれてしまうので、ある程度厚く敷いてください。
3)サンポールをトイレットペーパーにかける
トイレットペーパーがヒタヒタ、ズブズブになるくらいに、サンポールをかけます。トイレットペーパが下に流れ落ちないように、そっとかけてください。便器の黄ばみや黒ずみにしっかり被っているようにしてくださいね。
4)1時間ほど寝かせる
便器にこびり付いた黄ばみや黒ずみをふやかします。これだけでも黄ばみや黒ずみはある程度落とせますよ。
5)トイレットペーパーを除去して便器を水で洗い流す
トイレットペーパーを便器から除去したら、便器を水で洗い流します。タンクの水で流せばいいですよ。
トイレットペーパーをそのまま便器に流す場合は、一度に流して詰まらないように注意してくださいね。
6)もう一度バケツの水で便器の水抜きをする
便器を磨くために、もう一度水抜きをしましょう。
7)耐水性サンドペーパーで便器をみがく
耐水性サンドペーパーを適度な大きさに切り分け、水にぬらして便器の黄ばみや黒ずみを磨き落とします。
便器に小さな磨き傷がつかないように、力加減に注意してくださいね。まあ、普通に磨いても目に見えるような傷はつきませんが。
どうですか? これ便器がかな~りキレイになったでしょう? ピッカピッカですよね♪
便器にこびりついた黄ばみや黒ずみをきれいに落とす1番すごい方法です!
便器の黄ばみ・黒ずみ落としでの注意点
- 耐水性サンドペーパーで強くこすりすぎると、便器の表面に微小な磨き傷ができてしまいますので注意しましょう。
- 浄化槽式トイレにはサンポールなどの塩酸系洗剤は使わないでください。浄化槽内のバクテリアが死滅してしまいます。浄化槽サンポールなど使用可能な洗剤も売られています。
- サンポールは酸素系です。「塩素系洗剤と混ぜるな危険!」