朝歩き出そうとすると、かかとが痛い… 土踏まずが痛くて爪先立ちでしか歩けない…
なんの予定もない日でも、足の裏が痛いのは困りますし、なぜ痛いのかわからず不安になりますよね。
かかとや土踏まずが痛いと感じるのは、かかとや土踏まずにある筋肉が硬くなってしまうことにより炎症が起きる「足底筋膜炎」である可能性があります。
あなたのその足の裏の痛みが「足底筋膜炎」であったなら、その痛みを自分で改善する方法をご紹介します。
スポンサーリンク足底筋膜炎とは
かかとや土踏まずが痛いという症状を起こす「足底筋膜炎」は、名前通り足底になる筋膜が炎症を起こしている状態です。
原因は、長時間の立ち仕事や歩行、スポーツ、肥満などで、かかとに負荷がかかることなどだと言われています。
足底筋膜炎は踏み出す一歩が一番痛いそうです。骨が痛いと感じる方もいるようですが、骨の痛みの場合は、歩く際に足を踏み出すたびに痛みがします。
放置して慢性化してしまうと、歩かなくても強く痛むようになってしまったりするので、しっかり解消しておくようにしましょう。
まずは病院を受診しよう
まずは医療機関を受診し、自分の足の裏の痛みの原因が何なのか、医師の診断を受けましょう。
診察の結果、足の裏の痛みの原因が足底筋膜炎ではな買った場合、自分で足底筋膜炎の改善のためにやっていることが、かえって逆効果になる恐れもあります。
また、足底筋膜炎は慢性化してしまうと、自分ではなかなか解消できない場合もあります。足の裏が痛み出したら、酷くなる前に必ず医療機関を受診してくださいね。
痛みがひどいうちは安静に
まずは安静にすることが大切です。足底筋膜炎になる原因の多くは、足の裏の筋肉の使いすぎにより負荷がかかることです。
炎症が起きている状態なので、無理をしてしまうと慢性的な痛みになる可能性があり、治療が必要な場合、長期化することもあります。
まずはゆっくり安静にしましょう。
湿布や塗り薬を使う
足底筋膜炎には、鎮痛効果や炎症を抑える効果のある湿布や塗り薬がおすすめです。
足底筋膜炎の場合、しばらく安静にしていると痛みがなくなる場合もありますが、それだけでは痛みが治まらない場合があります。
対処法として、痛み解消のために安静にしている間は湿布や貼り薬を貼っておくようにしましょう。これで痛みがなくなるかどうかには個人差がありますが、試してみてください。
お風呂で温める
お風呂で足を温めるようにしましょう。足底筋膜炎は足底筋膜が硬くなっている状態なので、お風呂などで足を温めて血流を良くしましょう。
しっかり温めることで血流が良くなり筋肉を柔らかくすることができるので、土踏まずやかかとの痛みを和らげる効果が期待できます。
炎症を起こしているなら冷やしたほうがいいと思われがちですが、足底筋膜炎は冷やすと筋肉が余計に固まり悪化する恐れがあるので注意してください
ふくらはぎをマッサージ
足底筋膜炎の場合には、ふくらはぎのマッサージがお勧めです。足底筋膜とふくらはぎはつながっているので、ふくらはぎをほぐすことがとっても大事なんです。
足の裏は炎症を起こしていることが多いので、素人によるマッサージは控えたほうが良いようです。
良い動画があったのでご紹介しますね。
動画参照元:和歌山の整体「廣井整体院」
ストレッチがとても有効
足底筋膜炎の改善には、足の裏とふくらはぎのストレッチもとっても有効です。ただ、適当にストレッチしても意味がありませんし、逆に症状をひどくする恐れもあるので要注意!
ストレッチの仕方で、とっても良い動画があったのでご紹介しておきますね!
動画参照元:土井治療院
間違った解消法による慢性化に注意
かかとや土踏まずが痛くなる足底筋膜炎は、間違った解消法により慢性化してしまうことがあるそうです。なので初期のうちに正しい対処をすることが大切だと言われています。
間違った解消法とは、
- アイシングのし過ぎ
- 素人による足の裏のマッサージ
- 痛みがあるのに無理をする
などです。間違った解消法をしないように十分注意してください。