「エアコンが効かない・・・」というあなた。
最悪買い替ることも必要かもしれませんが、もしかしたらちょっとしたことでエアコンの冷房が復活するかもしれませんよ。
エアコンが効かない場合には、様々な原因が考えられます。
エアコンが故障したと慌てる前に、ここで紹介する「エアコンが効かない7つの原因」をチェックしてみましょう。
エアコンが効かない状態を解消できれば嬉しいですね!
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エアコンが効かない時は設定ミスが原因?
エアコンが効かない原因の中で、この「設定ミス」が最も多いようです。
リモコンの設定が「冷房」になっているか、温度設定はどうかを確認してみてください。
実は盲点なのが、リモコンの自動運転ボタン。自動運転にも基準温度の設定機能があるんです。
この基準温度が暖かめになっているなら、エアコンは部屋をあまり冷やしてくれません。
自動運転にしているなら、温度設定に問題はないか確認してみましょう。
また、知らない間にエアコンのリモコン操作を間違っていることが原因ということもあります。
念のために、エアコンの設定を確認してみると、エアコンが効かない原因が分かるかも知れませんよ。
エアコンが効かない時はフィルターを掃除しよう
エアコンが効かない原因には「フィルターの汚れ」もあります。
エアコンを使っていると、どうしてもフィルターにホコリが溜まっていきます。
このホコリが積もり積もって、エアコンの風を妨げることがあります。
エアコンが送り出す冷風が部屋に届かなければ、エアコンが効かないと感じます。
ホコリを掃除するだけでエアコンが効かない原因を取り除けますので、すぐにフィルターを掃除しましょう。
エアコンのフィルターは「2週間に1度の掃除」が目安です。
エアコンの使用頻度にもよりますが、このくらいを目安にしてフィルターを掃除しましょう。
できれば、エアコンの内部も掃除するのが良いですが、こちらは専門業者に頼むほうが安心ですよ。
市販品でエアコンクリーニング用スプレー缶が売っていますが、上手に使わないとこれが悪臭の原因になってしまうことがありますから。
エアコンのくさい臭いを何とかしたい人はこの記事がお勧め!
エアコンの見た目に原因がなさそうな場合は?
エアコンが効かない原因を探しても、見つからないこともあります。
エアコンが効かない場合、エアコンの室外機に原因があることも珍しくありません。
エアコンが効かない原因が室外機の場合、大きく3つの原因に分けられます。確認してみましょう。
1)室外機の周りに物を置いていませんか
室外機の周りに物を置いていませんか?
エアコンの室外機は、外へ熱を逃がすためにあります。
その周りに物があると、どうしても熱がこもりがちになります。
上手く熱を外へ逃がせないと、どうしてもエアコンが効かなくなってしまいます。
この場合、室外機の周りにある物を退けることでエアコンが効くようになりますよ。
2)室外機に陽が当たっていませんか
室外機に日光が当たっていると、冷房の効率がかなり悪くなります。
室外機が日光によって温められてしまうと、熱を逃がしにくくなり、エアコンが効かない原因になります。
「去年まではちゃんと効いていたのに・・・」と言う場合は、他にも複合的な原因があるのかも知れませんが、まずは室外機を冷やす工夫をしてみましょう。
ホームセンターや百均で販売されている「すだれ」で日陰を作ってみたり、室外機の上に板や断熱シートを乗せるだけでも効果大です! 断熱シートは百均で売っているもので十分ですよ。
3)室外機が汚れていませんか
室外機もエアコンと同じで掃除が必要です。
長く使っているエアコンの場合、室外機に汚れが溜まって上手く動かなくなっていることも考えられます。
室外機の後ろ側の放熱フィンを中心に掃除をしてみましょう。
一人で掃除ができない場合にはメーカーに確認するか、専門業者に依頼すると良いですよ。
こんな良い動画があったのでシェアしますね。
出典:kasiwasato様
https://www.youtube.com/embed/YReAe-BsyKk
エアコンが効かない原因はガス漏れ?
それでも冷房の効きが悪い場合、意外と多いのが「ガス漏れ」です。
このガスとは「冷媒ガス」のことで、不足してしまうとエアコンが効かない原因になります。
冷媒ガスが不足するのは「設置したばかりのエアコン」や「古くなったエアコン」などが多いです。
エアコンが古くなれば、経年劣化によって冷媒ガスが漏れてしまうことはよくあります。
また、設置したばかりのエアコンの場合、設置のミスで冷媒ガスが抜けてしまうケースが稀にあります。
このようなケース以外でも、冷媒ガスが不足していることでエアコンが効かないことは多いです。
冷媒ガスが漏れていないかを確認しましょう。
冷媒ガスが漏れている場合、室外機の「高圧パイプ」の部分に霜が付着していることがよくあります。
室外機の横にパネルカバーがあります。それを外すと2本の金属製パイプが室外機につながっているのが見えます。
その細い方が高圧パイプです。
正直言って、冷媒ガスが十分かどうかを素人が調べるのは難しいです。
もしも、「冷媒ガスが足りないのかもかも知れない。」と思った場合には、エアコンを買ったお店などに相談したほうが良いでしょう。
専門の業者に調べてもらうほうが的確ですからね。
冷媒ガスを補充する場合、相場は1万円前後。
アコンが古い場合には、もっと費用負担が増える場合もあります。
場合によっては、エアコンの買い替えも検討しましょう。
エアコンが動かない時はブレーカーが原因?
エアコンが効かないどころか、そもそもエアコン自体が動かない場合、エアコン本体に電気が流れていないのかもしれません。
エアコンは大きな電気量が必要なので、「専用回路」が使われていることが多いです。
この専用回路とは、エアコンの電源が部屋の照明などとは別の回路でつながっていて、エアコンの回路だけのブレーカーです。
つまり、部屋の照明などがついていても、何かの原因でエアコンの回路のブレーカーが落ちていれば、エアコンうんともすんとも言いません。
この点を見落としてしまう人は、意外と多くいます。
確かめる方法は次のとおりです。
エアコンの応急運転スイッチを押してみる
エアコンの応急運転スイッチを押して動くかどうか確かめます。
応急運転スイッチは、エアコンの前面パネルの内側にあることが多いです。
外部パネルにある機種もあれば、そもそもスイッチがない機種もあります。
見渡してみてスイッチが見当たらない場合は、説明書を参照してください。
これで動けば電気は流れています。
コンセントを確認する
応急運転スイッチを押しても動かない場合は、次にコンセントがちゃんと差さっているかを確かめてください。
ブレーカーを確認する
コンセントも問題なければ、ブレーカーが落ちていないか確認しましょう。
分電盤をチェックして、どれか落ちているブレーカースイッチはないか見てみてください。
落ちているブレーカースイッチがあれば、上げてみてエアコンのスイッチを入れてみます。
エアコンが動き出したら、それがエアコン用のブレーカーです。
ブレーカースイッチを入れてもエアコンが動かない場合は、スイッチは切っておきましょう。
全て試しても動かない場合は、エアコンが壊れている可能性が高いです。
電気屋さんに相談するのが一番かもしれません。
エアコンが効かない原因が分からない場合は?
実は、エアコンが効かない原因が特定できないことは多いです。
エアコンは電化製品です。内部の電子部品などに異常があれば、見た目では分からない故障も考えられます。
つまり、エアコンが効かない原因には「エアコン本体の故障」ということもあります。
いずれにしても、紹介してきたことをチェックしてもエアコンが効かない原因が分からない時には、専門業者に調べてもらいましょう。
内部の故障など、一般の人には分からないことが原因となっている場合があります。
その場合、エアコンを修理することもできるでしょうし、故障の状態によっては買い替えるしかない場合もあるでしょう。
専門業者の見積もりを聞いてエアコンを修理するか、それとも買い替えるかを決めましょう。
エアコンを最安値で買い替えたいなら、この記事がお勧めです!
買い替え時か自分で確かめたいなら、この動画がお勧めです。
出典:kasiwasato様
https://youtu.be/eK6fWthxv4o